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SONOMONO基礎化粧品 商品撮影

July 30 2020

先日は弊社でブランディングを担当している基礎化粧品ブランドSONOMONOの商品撮影でした。商品撮影の模様をご紹介いたします。

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基礎化粧品とは肌を整えることでもあり、「この先、あなたに、なるもの」ではないか。
SONOMONOは確かな製品の提供を超えた、ひとつの思想として人々に愛されることを目指しているブランドです。

謡い文句的な成分主義・利便主義にとらわれずに、にんげんの肌本来の構造を熟知した上での配合、つまり本質的な価値提供に努めています。ブランドコミュニケーションは、この質素簡潔な思想を自然と感じ取ってもらえるような制作を心がけています。

祖(クレンジングオイル) – 祖のもの。あるべき姿に還る、という美。
素(クレンジングソープ) – 素のもの。付け足さない、という美。
礎(モイストローション) – 礎のもの。根幹を考える、という美。
層(モイストクリーム) – 層のもの。積み重ねてゆく、という美。
遡(エッセンスオイル) – 遡のもの。向かいたいところへ進む、という美。

これら5つの製品で構成されたブランドで、それぞれが携えるメッセージに沿って、撮影に使う小道具も準備しました。普段はスタイリストさんにお願いして収集してもらいますが、今回は私たちの目で足で、荒削りな石や古い陶板、ドライフラワー、鉄の塊など、各地から集めた品々を揃えました。

 

カメラマンはいつも頼れるコイケマコトさんにお願いして、本当に素敵な写真を撮っていただきました。ブランドの立ち上げ時から担当していただいており、次に向かうべきイメージの議論も頻繁に交わすパートナー。質の高い結果を求めるには、信頼し合い、互いに何が出てくるのかワクワクし合える関係性が本当に大切です。

ブランドが向き合っているターゲットに応じてトーンアンドマナーは異なります。同時に、協働するクリエイターにも個性が異なり、適材適所、それぞれのブランドの魅力を最大限引き出せるチームを都度編成して高いパフォーマンスを提供できるよう体制を整えています。

 

ブランディングはデビューさせて我々の役割を終えるのではなく、ウェブサイトや自社メディア、SNS運営、店舗や催事など、様々なタッチポイントで継続的な顧客コミュニケーションを行えるよう、コンテンツ企画・制作などもカバーし、ブランドの保守・発展の支援を行っています。

今回撮影したイメージは、ウェブサイトやSNSでも順次リリースしていきますので、是非見てもらいたいです。静かにうつろう風景のように、ゆったりと変化し続けながら、ブランドの表現を追求していきたいと思ってますので、今後の展開にも注目していただけると嬉しいです。

 

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